~♪ オンリー・オブリガート ~ フルスロットル・テンタクル(Last Order)
いやーーーーーー、もうさ、最高すぎない?
胸熱展開のその先を行ってる。
太陽を直に浴びた気分。溶けるどころか消滅した。
まだ意識が残っているうちに最高ポイントを並べよう。ほいよ。
①フルスロットル・テンタクルのアレンジである
おや、フルスロットル・テンタクルをご存じでないと?
ならばこのリンクから聴いてくれ。今すぐに。
この曲はスプラトゥーン2をプレイしていた人には思い入れが深い曲であろう。
それも、当時のフェスのバトルBGMであったり、ライブではトリにこの曲でテンションをブン上げて締めくくるというのが定石であったりしたからだ。
おや、ライブでテンションをブン上げていたことをご存じでない?
ならばこれを見に行ってくれ。今すぐに。
このようにして重低音と色とりどりの光で我々のDNAに刻み込まれたソレは、感情をかき乱しながらとめどない涙と共に流れ出すのであった。
ビティンヌ WOW~!!!!!!!!!!
②ライブのアレンジを取り入れている
今これを読んでいる方々は通常の音源とライブの音源をどちらも聴いているハズだから、ライブだとかなりアレンジがきいていることに気づいただろう。
そのライブ用のアレンジがほぼそのまま、オンリー・オブリガートに使われているのだ。
具体的に言うと、ハイカライブ闘会議2018の14:30~の部分。
もしオンリー・オブリガートを聴く機会があったら、ぜひ聞き比べてほしい。
③オクト・エキスパンションとの関わり
真髄ここに極まれり。そう言っても過言ではないかもしれない。
語り始める前に、オクト・エキスパンションについて軽く説明しておこう。
ネタバレはさほどないのでご安心を。一切のネタバレを禁ずる方はスクロールを。
オクト・エキスパンションは、スプラトゥーン2のDLCとして2018年6月14日に配信された。
内容は、記憶を失った8号(主人公、通称:ハチ)がアタリメ指令やテンタクルズと一緒にアングラな雰囲気を醸し出す深海から地上を目指すというもの。
数々の試練をこなして満身創痍の身に襲い掛かる強敵。
ラスボスを倒さないと世界は消滅の危機。
あわや心が折れる寸前かというそのとき。
楽し気な二人の声と旋律。
フライ・オクト・フライというテンタクルズの新曲が流れ、混乱しているところにすかさずやってくる第二の打撃があった。
ライゾンネイ
にゅらざすてい
ディスミサイドン ギャロ ギャロ
なんと、フルスロットル・テンタクルのアレンジ曲、フルスロットル・テンタクル(Octo)が流れるではないか。
こうして絶望の淵に立たされた心はライブ会場さながらのキラメキを取り戻し、見事ラスボスを打ち倒すことができたのだった。
オクトとの関わりはこれだけではない。
オクト・エキスパンションの機能にあるチャットルームのsession#8やsession#9で明らかになるように、フルスロットル・テンタクルは二人が出会ったときに初めて聴いた曲であると同時に「テンタクルズ」のデビュー曲でもあるのだ。やばいよ。
さて、3つの最高ポイントをおさらいしよう。
①フェスBGMやライブのトリで使われたフルスロットル・テンタクルのアレンジであること
②ライブの激アツなアレンジを取り入れていること
③オクト・エキスパンションのラスボス戦でかかった曲であること
④フルスロットル・テンタクルは二人の架け橋となった曲であること
⑤フルスロットル・テンタクルはテンタクルズのデビュー曲であること
......2つ増えているが、まぁ誤差の範囲だ。
さて、これで最低限は語りつくした。
これらの3つのポイントを押さえれば、今日からあなたも狂いの境地へ達することができよう。
ようこそ、テンタクルズ界隈へ。
おおっと、締めくくりかけていたが、まだバトルの最中だった。
ではラスボス戦に戻ろう。
ノリノリな曲に「体が勝手に動ク...」とどこかで聞いたようなセリフを吐くオーダコ。
そしてヒメセンパイはドローンに戻り、オーダコに向かってこのように言った。
「へっ! プログラムされた世界なんざつまらねぇ!」
「ぬりたく〜る...テンタクルだッ!!」
カッコよすぎる。
ここでセンパイに堕ちたヒトは相当数いるのではいないか?
よっしゃあバトルじゃい、と気合いを入れたのも束の間。
なんだか様子がおかしいことに気づく。
大量に溢れるカラーチップ。
目まぐるしく強化される8号とセンパイ。
そう、ここぞとばかりにカラーチップが全放出されているのだ。意味がわからない。
ちょっと口を悪くした言い方をすると、バカの考えたゲームバランスになっている。
バカの量のカラーチップで強化されているから、そりゃまぁバカみたいな強さを手に入れるわけで。
プレイ中、「バカすぎる!!」とずっと大爆笑していた。意味がわからない。
そして最後には俺TSUEEEEEEE状態でオーダコをいじめて、センパイがメガホンレーザーをぶっ放す。
流石にあのミズタさんも「HAHA! スゴイナ、メチャクチャな出力ダ!」と笑っていた。
うーん、本当に出力がバカ。
このようにコテンパンにして、力を失ったオーダコは……
コダコになっていた。
かわいい。
コダコは「くしょー! あとちょっとでチツジョな世界をつくれたですのにー!!」と、ヒメセンパイのような荒っぽさイイダさんのような丁寧さの混ざった話し方で悔しがる。
そんな様子のコダコに向かってヒメセンパイは、「特別にチケットを送ってやっから、ライブにはマナーよく参加しろよな!」と実に爽快な笑顔で言った。
これにはイイダさんも「センパイ…!」と恋する乙女の表情に。
そしてコダコも「シェンパイ…!」と心を奪われていた。
(ちなみにイイダさんの「恋する乙女」は公式の情報。すごいね。)
ボスは倒した。
さぁ、元の世界へ帰ろう。
サイド・オーダー、これにて終了。
涙でキーボードを打てなくなる前に、サイド・オーダーのまとめに移ろう。
ここまでのプレイ時間は約3時間。
歴代のヒーローモードやオクト・エキスパンションと比べると、かなり短かったと思われる。
だからと言ってこれはボリューム不足だ、と決めつけてはならない。
というのも、サイド・オーダーは周回プレイを前提としたゲームになっているからだ。
1回の失敗だけであとはスルスルと進んだ私は例外として、恐らくは何回も何回も失敗して強化をしながら30Fを進むことを想定している。
だから、周回することが苦にならないよう徹底的に無駄を削ぎ落としていることがサイド・オーダーから伝わった。
例えば、マップ。
ヒーローモードであれば各所に散らばっているヤカンを探し当てることから始まるし、オクト・エキスパンションであれば各駅を楽な方から進めるか報酬の多い方から進めるかという少しの戦略性を必要とした。
しかし、サイド・オーダーにはそれがない。
エレベーターに乗って、3つのステージから選んでね、でバトルが始まる。
簡単に言うと、とてもスッキリしているのだ。
このように周回プレイに重きを置いた結果、1周するのに数時間で済むようなゲームとなったと推測できる。
あとはまぁ、テンタクルズの関係性が我々が観測できないほどに進んでいるからこうなったという考えもなくはないような……うん。
何度も言っているように、これは周回プレイを基本としている。
だから1周するだけではサイド・オーダーを語りつくすことができない。
イイダさんとミズタさんの関係性、イイダの開発日記という名のヒメセンパイへの激重感情吐露日記の全て、オーダが生まれた背景……
これらを知るには、何度も周回するしか他に術はない。
さて、一旦はこれで終わりにしよう。
最後に、このような素晴らしいゲームを生み出してくれた任天堂並びにイカ研究所の研究員の方々に向けて、最大級の賛辞を贈る。
ありがとうございました!!
楽しかったです!!
さて、あのセリフでこのブログを締めよう。
ぬりたく~る、テンタクル!